２０１１年６月１６日(木）　久し振りのブログ更新です

東日本大震災で被害を受けた宮城県南三陸町で、仮設住宅に当選した被災者の２割が辞退していたことが１３日、分かった。避難所で支給される食事の打ち切りや日常生活の不便さを心配するためだ。当選者が辞退せず、入居もしない空き部屋もあり、抽選に外れた避難者からは
不満が出ている。
南三陸町は仮設住宅約２０００戸の建設を予定し、うち計９９６戸が入居可能だ。高齢者や障害者といった事情などを考慮し、
抽選で入居者を決めている。
避難所にいると光熱費や食費など全て必要ないが、
仮設住宅に入ると自分で支払うことになる。
被災した地域では仕事をなくした人々が毎日職を探してハローワークに
通っているらしい。
収入がなければ、生活費のかかる仮設住宅には安心して住めないだろう。
政府は夏までにすべての住民が仮設住宅に入れることを目指しているらしいが、その前に、住民たちの生活の実態をよく考えないと、せっかくの仮設住宅が無駄になるかもしれない。