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tileって知ってますか?

スマートトラッカー「Tile Mate」。ストラップホルダー付きなので、キーホルダーに取り付けやすい

2年くらい前から「Tile」というスマートトラッカーを使っています。大事な物に取り付けておくと、それを紛失したときに、スマホで在りかを検索できるというもの。近くにある物の検索にはBluetooth、離れた場所からの検索にはGPS(位置情報サービス)も使われます。といっても、Tile本体にGPSが内蔵されているわけではなく、スマホがTileに最後に接続した場所が記録され、スマホでその場所を確認できる仕組みです。

1つ目のTileは財布に入れています。2つ目は鍵に付けてます。 初期設定はめちゃくちゃ簡単でした。iPhoneに「Tile」のアプリをインストールして、それを起動したら、画面の案内に従って、メールアドレスを登録したり、Tileの種類をタップして選んだりするだけ。Tileには、そもそも電源ボタンなどはなく、近くに置いてあるだけでペアリングは完了しました。トータルの所要時間は1分程度だったと記憶しています。

一旦ペアリングしてしまえば、その後の使い方はシンプル。財布が見当たらないときに、アプリを起動して「探す」をタップするだけ。財布に取り付けたTileが鳴って、どこにあるかがわかります。財布が近くにない場合は、地図で接続が途切れたと想定される場所を確認できます。

また、Tileのロゴ部分をカチカチっと2回続けて押して、iPhoneを探すこともできます。iPhoneがサイレントモードになっていても、かなりの大音量でメロディーが流れるので、すぐに見つけられます。個人的に、この機能にはかなり世話になっています。朝の出勤前にスマホが見当たらないってこと、結構ありますよね?

なお、Tileには、ユーザーみんなで紛失物を探せるコミュニティー機能もあります。たとえば、僕が旅先で財布を落としたとしましょう。その際にスマホの電源がオフになっていたりして、在りかが確認できなかったとしても、僕が失くしたTileの近くにいる他のユーザーが、それを検知して、自動的に僕に通知されるんです。電車の中などで失くして、Tileが移動してしまっても、直近の在りかがわかります。もちろん、紛失物の在りかがわかるのは、探している僕だけです。見つけてくれた人も特定されません。

私はまだ、この機能のお世話になったことはありませんが、アメリカでは、このコミュニティー機能で紛失物が見つかることも多いそうです。コミュニティー機能はTileのユーザーが増えるほど、発見の確率が上がる仕組みです。僕も将来、「Tileを使っていてよかった!」と思う日が来るかもしれません。